
夕焼け。
まっかに染まる夕暮れの空は、夏だなぁと思う瞬間です。
感動に、今日も一日終わったのか、という安堵感も入り交じり、
なんともいえない心地になります。
ブラジル音楽の“サウダージ”て
多分こんな感じのことなんだろうなぁと勝手に思う。
夕暮れは、この時期の楽しみのひとつです。
先日、ビッグハットで行われたダライ・ラマさんの講演会にいってきました。
いろいろ感じること、思うことが多くて
何を綴ったらいいか、まだうまく整理できていないんですが。
こんな風に生きられたら、すばらしなあという
その方向を示してくれたように思います。
それは自分に対しても。
周りで暮らす人たちに対しても。
世界で暮らす人たちに対しても。
思いやり。
ダライ・ラマさんが繰り返し言われていたその言葉は、
子供の頃から親や先生に言われてきた、ありふれた言葉。
でも。あの頃に比べて他者と関わることが圧倒的に多くなった今、
その言葉は、いつの間にか、はるか遠くにいっちゃってたことに気付きます。
この一週間、自分をこっそり観察してみた。
そうしたら、ゲンナリするほど、自分のことばかり考えている自分ばかり。
・・・。 道は思った以上に厳しく、遠そうであります・・・が。
亀のごとくゆっくりでも、
そんな生き方を実践していけたら、と思ったのでした。
穏やかで楽しい日々のために。
『常識的に考えて、人生は短いですし、
この短い地球上での滞在を、
自分にとっても他人にとっても
有意義なものにしたほうがいいでしょう。』
(ダライ・ラマ14世「抱くことば」より)
Posted by 小林新 at
12:44