4月27日(日)上高地開山祭。
シーズンを迎えたばかりの上高地へ、早速トレッキングにいってきました。
上高地はまさに、苔、満開。
苔の朔(胞子のう)は、やはりいつ見ても神秘的で、見とれてしまいます。
いつもヒョロヒョロと皆で踊る朔を見つけると、かぶりついて愛でてはシャッターを切ります。
端からみたら確実に変な人です。・・・。でも、いいのです。
ちなみに、これは何苔の朔でしょう。
また、時間あるとき、図鑑で調べようと思います。(大して詳しくない人)
はい?
もっと、上高地らしい、まともな写真を載せろ、ですか。
はい。では。
こんなんとか、こんなんとか。どうでしょう。
いわゆる、な趣の写真ですが。
梓川から見た穂高連邦の眺め、と、明神池と私、です。
今回は大正池から河童橋を経由して明神池へ、再び河童橋へ戻るコース。
およそ12キロを歩きました。日頃の運動不足から、・・・足クタクタ。
でも、その穂高連邦の景観に、芽吹きを迎えた森に、
そして澄みきりまくった純度100%ともいうべきその空気に、
身もこころも、しっかりと洗われたひとときでした。
実は上高地をしっかり歩くのは初めてで(初めて来たときは、河童橋周辺のみ)、
都からわんさかとお客さんがいらっしゃってる中、
その感動をしみじみ噛み締めているナガノ人でした。「さすが上高地」と。笑
いやでも、その様子はホントに不思議な感じなもので。。。
しっかり装備で歩いている私、ナガノ人。
その横を、ヒール靴とフワフワ♪ラヴリースカートで歩く巻き髪の女性。
目の前には、三千メートル級の残雪の山々。
「ここは、、、どこだ?」と何度も己に問いかけた瞬間でした。笑
ケガしないで下さいよー。 ああ、またいきたいス。
去年、エイヤとばかりにベランダで始め(てみ)た、
アラタロウのベランダテキトー菜園。
ホームセンターで買ってきたミニトマトとバジルを苗で植え(てみ)た。
それは微々たる収穫量だったけど、収穫以上に感じるもんがあった。
自分で育てた野菜を食す歓び。土から得られる安心感。何より、楽しい。
てことで、今年は思いきって、ドーーーン!
菜園・オン・ザ・グラウンド!
そんな訳で、「アラタロウのテキトー菜園’08」のはじまりはじまりでございます。
(テキトー:程度などが、ほどよいこと。【国語辞書より】
けしてネガティブな表現じゃなしに。気に入ってるので、適当に命名。笑)
番組でも少~し喋りましたが、、、そうです。
この春から安曇野の方で、農を学び始めてみました。
先生もいて、小さいながら自分の畑もあって、仲間もいて、楽しいです。
畑はこんな感じ。全部ではもちろんなくて、この1区画です。
先週は早速、種を蒔きました。
ゴボウ、人参、二十日大根にホウレンソウ、
空豆、レタス、キャベツにブロッコリー、そしてジャガイモ。
なんせ、新鮮なことばかりで楽しすぎる!
だって見たことありますか?ゴボウの種。ブロッコリーの種。人参の種。
僕は植えたもののほとんどの種を見たことがなくて、ソレ自体超新鮮。
収穫も楽しみですが、それ以上に、
あの小さな小さな、落としたら所在がわからなくなってしまうほど小さな種が、
芽を出し、茎を伸ばし、花を咲かせ、実をつけ、そしてまた種となる。
そんないのちの流れを観察するのが、楽しみだったりします。
さて、一体どうなってしまうのか。第一ちゃんと採れるのか???笑
とにかくいろんなことが学べそうでワクワクしとります、アラタロウなわけです。
朝起きて、すぐにテレビをつけた今日。
普段は、テレビを朝からみることはあまりない。
(そんな余裕もないからだけど)
今日は、この長野に、北京オリンピックの聖火がやってきた日。
10年前の長野オリンピック。この時、僕は高校3年生。
関心はあったけど、そこまで意識してはいなかった記憶がある。
シッカリと覚えているのは、スキージャンプ団体の金メダルの時の光景と感動。
ただ、それも、テレビで、だけど。
あれから10年。今の自分は、聖火がいくつもの海を越えてこの日本に、
それも唯一、ここ長野にやってくることの尊さがわかる。
世界がスポーツでひとつになる4年に1度の祭典、オリンピック。
その聖火が、再び、この長野にやってくる。
それは、長野県民としてお祝いしたいなぁと、素直に思っていた。嬉しいことだなぁと。
しかし、朝テレビで流れていた光景は、
まるで興奮の中のサッカー会場のように、物々しく2種類の国旗がたなびく長野市。
どう聞いても穏やかでない、怒号、絶叫が聞こえてくる。
なんだか、やるせなくなって、どうにもせつない気持ちになってテレビを切った。
これ長野なのか?と思った。長野じゃないみたいだった。街の人は見えなかった。
もちろん、これはテレビの中の光景。
現場がどうだったかは、自分の目で見ていないからわからない。街の人も多くいたんだろう。
だけど、歓迎すべき聖火リレーが、こうも穏やかな雰囲気でなかったのは、
様々な問題はあれども、長野に住む者として哀しいことだった。
今日の放送(SaturdayD)の中で、小林夏樹さんが話されていた言葉が印象的だった。
『もし、聖火に心があるんだとしたら、今日のこの光景をどう思っているんでしょうね?
〜でも、全部ひっくるめて、
「これが今の世界の姿なんだ。」と思っているのかもしれませんね』
今の、世界の姿 ・・・か。
そもそも、今回このような光景になったのはなんでだろうか。その問題の根っこ。
そして、今、世界で起こっていること。これまで起きてきたこと。
それを、正しく知ること。
それが、この北京オリンピックで、
自分を含め世界の人々に、少なくとも課されたことのような気がする。
スポーツを応援する以外に。もうひとつ。
愛すべきジャックさんの集いにいってきました。
ジャック・ジョンソン日本公演@横浜赤レンガパーク特設会場。
ジャックさん以外にも、友達のマットさん、テッドさん、カウカヒさんらが出演という、
ジャックとジャックの友達フェスティバル的イベント。
赤レンガ倉庫裏の芝生の会場には、飲食ブースもたくさん出てて、
あれま、私にとって今シーズン初の野外フェスティバルになったのでした。
すでに葉桜(という)、都会。
みなとまち、横浜。
カリフォルニアン(?)や、ハワイアン達の集い。
香る潮風。。。歌うカモメ達。。。
長野から想像していたとんでもなく温暖なライブのイメージは、
まさかのとんでもない寒さに裏切られる。笑
ジャックさんははじめ、ダウンジャケットを着ていました。
私は当然、ジャケットなんぞ持ってこず。寒さに震えつつ踊る。
なんだこりゃ、あの気持ちよさ。
打ち寄せる波のリズム。風が揺らす木の葉のリズム。空から落ちる雨のリズム。
自然に身体から湧き出るリズム。人間の中にある、自然なリズム。
心臓の鼓動とか、自然に歩を進めるテンポとか、もともと人間が持っているリズム。
ジャックさんの音楽には、そんな自然の中にあるリズムを感じるのですよね。
だからかな、ゆらゆらと、ゆれる。みな、自然にゆれる。
目の前で、そんなリズムを次々に生み出すジャック兄さん。
やはりサイコーにかっちょええ。生であのリズムに触れられて、よかった。
花咲く春、です。
サニーデイサービスの「花咲くころ」が、
無性に聴きたくなって、iTuneで聴いている、夜です。
『今日はとてもいい天気だね ちょっと外へ出てみようよ
花はまだ咲き乱れてないけど 花咲く朝も来るよ』
って歌ってたけど、花咲く朝は、もう来ています。
松本のまちの桜は、今日、開花宣言。
明日の朝は、花開いた桜も多いのだろう。
桜はもちろん。スタジオまで向かう途中の道すがら、
いろんな花の香りが、あちらこちらから漂ってきて、
いろんな色の花が、あちらこちらで咲いています。
特にモクレンの花は、迫力があってゴージャスである。
つぼみからして、スゴい存在感。
「私、これから、咲きますけど、何か?」
そんなモクレンの気高い性格を、勝手に、ひとり想う。
こうして、いろんな花が眼中に入ってくることが、昔には全くなかったもので、
そんな視点をいつのまにか持ち始めた自分の変化が、面白かったりしてます。
今では、季節に開く道ばたの花や香りにとても敏感で、
知らないと「あれは何の花ぞ」と、思う。そして、なんだかわからないものが多い。
何月とか、何日とか、とかではなく、
身の回りにある自然の変化で季節を感じることっていいなと思う。
昔、昔の人はこうして、移ろう四季を感じていたんだろう。
そしてそこには、今の地球の気候や、新しい環境に敏感に反応する植物の姿もきっとあって、
そこから気付くこと(良いことも悪いことも)がたくさんあるのだ、たぶん。
出来たら、気付くココロと余裕を、持ちたいなと、思う。
ま。そんないろいろと考えずしても、自然にあるものは、いい。
これから花盛りのナガノ県。キョロキョロが楽しい時期です。