コスモ・アースコンシャスアクト・クリーンキャンペーンin Mt.Fuji
参加してきました!

若干の夕立はありましたが、2日間ともよいお天気。
全国のリスナー&パーソナリティおよそ200名とともに
富士山麓の清掃活動とエコトレッキングをしてきました。

毎年恒例のこのイベント。10周年という節目の今年は、
(たぶん)3度目の参加となる私、コバヤシが、
抽選の上、当選された2名のFM長野リスナーさんと共に行ってきました!
(たくさんのご応募ありがとうございました!)


毎年30万人もの人が登る富士山。
しかし、その富士山はゴミ問題や山小屋のし尿問題から
世界で最も汚い山と評されてきた経緯があります。
僕も富士山に2度登っていますが、
この活動に参加するまでは、考えられませんでした。
 
 

 
 
一日目の清掃活動。
今年、僕らのチームは粗大ゴミが多いエリアが現場でした。
富士山麓に広がるその森は、国道から入ってすぐの場所。
溶岩の上に出来た、樹海よりも古い年代の森でした。

掘っても掘ってもゴミ。何度も体験してきましたが、・・・むゥ!!
顔を出しているゴミを引き抜こうと思っても、木の根っこやツタが
ゴミの中を這い回っているため簡単に引き抜けません。

植物は、ゴミの中を、文句一つ言わず、強靭に生き抜いていました。


この光景を見て思うこと。それは、
「自然はただただ、その環境に順応して生きている」ということ。

人間がたとえ自然に対して身勝手な行動をとっても、
自然はただ、黙々と、順応するだけ。

しかし、その“順応のカタチ”が、人間の暮らしに影響ないものばかりでないわけで。
長いなが〜い地球の順応のカタチ・・・。
それが、今の異常気象(飽くまで人間にとっての)だったり、温暖化だったり
するのではないかなぁ、と思います。

以前お話を聞いた坂本龍一氏が、現在の環境問題について、
『人間のひとり芝居』と表現されていました。
まさにそうだなぁ、と思い出しています。
 
 

 
 
2日目のエコトレッキングは、
5合目から登る現在の富士登山ではあまり使われていない、
3合目から5合目の登山道を歩きました。

まわり一面、苔むした太古の原生林。
気持ちいい。たくさんの野鳥やリス、モモンガ、鹿。
森に住む動物たちの痕跡も、富士山クラブのガイドさんが丁寧に案内してくれました。


地球自然は、人間を含めた全ての生き物たちの「家」。
その「家」を汚し、負荷をかけていけば、
どんどん住みづらーい家になってしまいます。
このままいけば、やがて人間が滅んでしまうことも、本当にあるんだろう。

ゴミは捨てないまでも、
少なからず負荷をかけ生きてきた人間のひとりとして、
早くその行為に気付き、なるべく自然に優しい暮らしの道を模索すること。
それが今、自分に出来ることなのかなぁと思います。





ゴールの5合目にて、長野から参加してくれた稲葉さん、遠藤さんと共に。
山小屋で食べたカレー(やっぱり)、うまかったっすねー!

今週の「Saturday D」(11:00〜12:00)でも詳しく報告する予定です。
よろしければ、お聴きください。  

Posted by 小林新 at 00:54
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小林新
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