090218_130601_2  バレンタインデー丑の陣。


ぼりぼりぼりと、仕事の傍ら、ちょっとずつチョコをかじる日々です。
今年は、2tトラック18台分のチョコを頂きました。
鼻血が出るほど感謝しております。

その中のひとつが、上のチョコレイト。
フェアトレード”によってスイスで作られ、日本にやってきたチョコレイトです。


フェアトレードとは、
『発展途上国の人たちを貧困から救うため、
彼らの作ったものを買取って、輸入、販売する、貿易よる国際協力』のこと。

買い取るときの価格は、労働に見合った価格、
現地の人が、生活するのに困らない価格が保障されています。


“フェアトレード”の存在は知っていました。
フェアトレード団体「ネパリバザーロ」のネパールカレーはおいしくて、よく買ってます。
ネパールからやってきたスパイス達をリアルに感じながら、
カレイ臭に包まれるのが好きなのです。


でも、どうしてこんなややこしいことを謳った貿易があるのか。
その背景は、よくわかってはいませんでした。

チョコレートフィルムの裏には、こんなことが書いてありました。


『食べる人をハッピーにしてくれる、甘いチョコレート。
 でも、その原料のカカオができるまでの道のりには、いろいろな問題があります。

 市場価格が不安定だったり、仲介業者に買い叩かれるなどの理由から
 カカオを作る途上国の農家の多くが貧困にあえています。
 その結果、農家は安い労働力を求めて子どもを買い、買われた子どもたちは、
 極めて過酷な労働条件で働かされている、という例がたくさん報告されています。』



本当かなと思って、調べてみました。


【毎日新聞 アフリカを知ろう】
http://mainichi.jp/select/wadai/wakaru/kokusai/archive/news/2008/20080522org00m040034000c.html

【バレンタイデー・アクション2009】
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2188

【トニーズチョコの挑戦】
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/070509_chocolonely/


で。本当なんだろうなぁ。という想いです。


なんでもない、身近にあるものが、実は、世界と密接に繋がっている。
しかも、それが、良くないことに繋がっているとしたら、
やはり、嫌ですよね。。。

それなら行動はひとつ。
フェアトレードはこうした問題の改善を目指すもの。
フェアトレードという選択肢があるのなら、そちらを選びたい。
それですぐにこうした現状が改善されることは
残念ながら、ないのかもしれないけれど。

ひとつの、“意志ある選択”だなぁ・・・、と思ったのです。


安曇野で自給自作の暮らしを送る、佐伯さんを取材したときに、
http://jozufm2.weblogs.jp/gmr/2008/10/nagano-heatbeat.html
佐伯さんが言われていたことを思い出しました。

『(暮らし方は人それぞれ・・・)
 ただ、こういう自給的なくらしっていうのは、環境であったり、よその国であったり
 他のひと、他のものへの負担は少ないですよね~。』


気持ちいい笑顔でそう言ってたな。。。さいきさん。
こういうことなのかぁ・・・となんだか繋がった感じ。

自分が住む土地で生まれたものを食べる、使う。
それが、一番のことかもしれませんね。
  

  

Posted by 小林新 at 20:08
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