松本に帰って参りました。
スイス在住の友人を訪ねて出かけた束の間の夏旅。
すべてが新鮮で、大きくて、穏やかで、
毎日があっという間に、過ぎ去っていきましたが、
振り返って、やはりすぐ思い出すのが、
ツェルマットで出会えた、このマッターホルンの雄姿。
空を突き刺すようにそびえる、その矢尻の如き峰は、
震えるほどかっこよかった。
日本人の私は、思わず帽子をとった。拝んだ。笑
お山は、どこにいっても天気次第。
それなのに、モンブランも、マッターホルン、モンテローザも、
四千メートル級の世界の名峰が揃ってその頂きを見せてくれた。
ああ、ありがたやありがたや。。。
スイスの山(私がいったところ)は、広大な緑の草原が広がっていて、
(日本は山林や、ガレ場が多いけれど)
足元に咲く可憐な花達が、鮮やかに世界に彩りを添えていました。
エーデルワイスに出会えなかったのが残念。
ま、いいや、花屋で見たし。笑
ハイジの如く?大草原の牛小屋ですごす夜や、
世界遺産ベルンの街並み、
毎日飲んだ美味しすぎるビールや、ワインなど、
書きたいことはいっぱいありますが、
キリもないので、思い出のスイスの食を。
それは、スイスの伝統料理「ラクレット」。
溶かしたチーズをアツアツの状態でサーブしてくれ、
それを、ホクホクのじゃがいもと頂きます。
チーズは、スイスの様々なローカルチーズ。
連れて行ってもらったヴァレー州のステキなこのお店の
この日のチーズは、ヴァレー産の5種類。
一皿頂くと、わんこそば状態に、次々と出てきます。
じゃがいもにチーズを添えて頂くというより、
チーズそのものを頂く料理って感じでしょうか。
必ず、「どこどこのチーズです」と、案内してくれます。
それぞれの村やヴァレーの誇りを感じるチーズ、
どれも濃厚でとろけてとてもおいしかった。
9皿、食べた。白ワイン、進んだ。
この日は、スイスの建国記念日の前の日で、
店内は前夜祭的なデコレーション、テラス席もこのとおり。
日本にはなかなか真似できない!?このかわいらしさ。
さまざまなスイスの文化に触れ、
スイスのいいところ、日本でも真似したいなーってところ、
感じることがたくさんありました。
旅のこういう刺激は、よいものですね。
では、ちょっと出遅れ気味の日本の盛夏。
私も楽しむことにいたします。
Posted by 小林新 at
19:13