カエルの声に想う

2007年05月12日

 
木曜日のラジスタでは、「最近、カエルが鳴き始めたぜ!」って話から、

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生活の中に馴染む“身近な音”について、いろーんなメッセージ頂きました。

コレ聞くと、コレ思い出す!的サウンドから、
クリーニング屋さんのママ号ソングに、宣伝セスナあれこれまで、
はっきりいって超面白かったです。(笑) たくさんの情報、ありがとうございました。

※あ、音楽系ネタは、是非「おらがPOPS!」宛てにも送ってくだちゃい。
 “安心・安全・安易”が魅力のおらポスタッフが、デキル限り、調査致します。


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そう。番組でも少しお話した、名古屋に住む私の友達夫婦。
マンションの隣にある田んぼから聞こえてくるカエルの声を毎年、楽しみにしていたのに、
その田んぼに新しいマンションが建つことが決まってしまった、その夫婦。

カエルの声が止んでしまうことに、甚くショックを受けて、
これから将来、どこで、どのように暮らすか、改めて真剣に考えはじめたそうです。

そこで夫婦は、ここ長野の安曇野に小さい畑を借りました。
名古屋から月1~2回やってきて、農業について勉強したり、畑の世話をしています。
一度、その畑に連れて行ってもらったんですが、とても愛しそうに土を、新芽を見つめては、
僕にアレヤコレヤと代わる代わるに説明をし、何より、2人ともとても楽しそうだった。


名古屋という街で暮らす夫婦が、
(人によってはなんでもない音かもしれない)“カエルの声”をきっかけに、
将来を考え、今、長野で農業を始めている。

そのことに、なんだか僕はとても嬉しくなって、胸がじんわりする想いでした。

僕もカエルの声が大好きで、ちっさいころからそのカエルの声を子守唄にしてきて、
カエルで季節を感じてきたので、でも、そのカエルも別にこっちではありふれたもので、
みんなカエルの声をどんな風に思っているのかなぁーなんて思っていたので、
だから余計に嬉しかったのかもしれないなと、今、思ったりしています。

つまり、僕にとっても将来を考え直すぐらい重要な“音”に違いない、そんな音がカエルの声。
いい友達を持ったと、思いました。 うん、「お前たち、でかした!」と。


結局は、カエル話になってしまいましたが、それは置いておいて。

こちらでは、自然がありふれていて、
当たり前になってしまってることがたくさんあると思います。

“こっちに(長野に)あるもの”の価値を見つめなおす、
そんなことを、時々でいいのでしていきたいな。
うん、こういったことは忘れちゃいけないな。

要するに、そんなことを感じた訳です。 


読んで頂いてありがとうございます。あなたの大切な音は、何ですか?

  

Posted by 小林新 at 13:04
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