年の瀬が近づくにつれ、
私という人間が「日本人」であることを、強く感じます。
1年の中でも、
これだけ自分が日本人であることを強く認識するときはない、
といっても過言ではないような、そんな心地。
なんだか、気持ちが日本人になるというか。
(いや、日本人なんですけど。笑)
だってだって。
クリスマスにチキンなんか食べたり、
洋楽なんか好んで聴いたり、
マドレーヌなんか食べたりして。
洋服を着て、毎日、過ごす。
“日本人”という円の中心があるとすれば、
1年のほとんどは、その中心から外れているように思う。
しかし、年の瀬が迫るにしたがって、その中心に、
まるで漏斗を伝う一滴の雫のように、
自然と、返っていくような気持ちになります。
身体に刻み込まれた
Made In JapanなDNAがそうさせるのか。
畑の終わり。
年賀状の準備。
注連飾り。
暮れのごあいさつ。
そういった“日本なもの”を経て、
少しずつ、少しずつ、返っていく心地であります。
今日は会社の一応の仕事納め。
放送スタッフ、上司、同僚の皆さんに、
たくさんの、暮れのご挨拶をしました。
「今年も一年、ありがとうございました。
来年も、ひとつ、よろしくお願い致します。」
明日の放送では、いつもより濃いめの!?日本人コバヤシで、
リスナーの皆さんに、心を込めて、
そんな暮れのご挨拶ができたらと思います。
明日も穏やかな日でありますよう。