桜と親鸞。

2011年04月12日

カテゴリー:日々のこと。

  
   
桜と親鸞。
 
 
松本にも桜前線がやってきました。

ススキ川の桜並木も、ぽつぽつと開花し始めました。
桜色の長ーい筋が川の両側をさかのぼる風景、今年も楽しみだ。
今週末ぐらいが、見頃になるでしょか。もうちょっとでしょか。
   
 
写真は、滋賀草津の桜。
週末は関西へ遊びにいってきました。
満開の桜、楽しんできました。鼻ズルズル垂らしながら。笑
 
 
桜と親鸞。   
   

 
帰ってきて迎えた4月11日。

震災から一ヶ月。
さてここから、、、というときに、再び強い地震が東北で起こりました。
そして翌12日、県北部地震の被災地、栄村でも震度6弱の地震。

再び一ヶ月前に戻されたような、不安な心地です。
被災地の方はなおさらだろうと思います。。。
    
  
     
関西では、京都の東本願寺と西本願寺に、
たまたま寄る機会がありました。
  
お寺ではちょうど、浄土真宗を開いた親鸞が、
2013年、750遠忌を迎えるということで、
『宗祖親鸞聖人750年御遠忌』が始まったばかり。
全国からやってきたたくさんの方で、ごった返してました。
  
  
そんな中、東本願寺では、
「スラムダンク」や、「バカボンド」でお馴染みの漫画家、
井上雄彦さんによる“親鸞の屏風絵”が公開されていました。
  
4月4日から17日までという短い期間での展示。
全く無計画に寄ったものだから、看板見てかなり興奮。 
   
東本願寺HP『マンガ家・井上雄彦さんが描く屏風「親鸞」が完成!』
  
  
長い長い行列の先にあった、大きな屏風絵には。
 
戦、天災、飢饉が相次ぐ激動の時代、泥沼のような場所で生きる民衆。
その民衆の先頭に立ち、必死の形相で前を向く親鸞が描かれていました。
 
そして、その親鸞の目線の先には、ヒラヒラと舞う一匹の蝶。
  
 
それは、闇の中の、光、ともしび、ひとかけらの希望に見えました。
  
  
   
偶然か、今の日本とリンクするものを強く感じて、
祈るような気持ちで、眺めていました。
そして自分も小さな希望をもらったような気持ちになったなぁ。
    
  
5月にも公開が検討されているようです。
井上さんの絵力、筆力。機会あれば、感じてみてください。
    


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Posted by小林新 at 23:00
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