”密”を避けながら先日、妙高へ
山と海を静かに満喫してきましたよ。
 



  
紅葉の終盤。
夜は燕温泉という妙高山麓の秘湯で山ごもり温泉三昧。
昼は森散歩と、車で30分ほどで到着できる上越の海へ。
そういや今年初めての海。

山と海の距離感がちょうど良いなぁー。
だから、昔の人も集落作ったのかなー。(昔は車ないか)
 

 
そんなワケで、今回も縄文発見。
(旅先では必ず「○○(地名) 縄文」で検索してる旅スタイル)
妙高の麓、中郷も”縄文の里”とのことで、
しっかり無料の考古館で拝んできました。
  
 
とにかく黒姫〜妙高周辺は山の感じがとてもきれいで、
なんとなく八ヶ岳のようなおおらかさがあって、
また静かにゆっくり滞在したいなーと思う土地でした。
   

Posted by 小林新 at 22:00


伊織姉さんのアンコール旅の様子を聞いていたら
久々見たくなって、すっかり仕舞い込んでいたアルバムを引っ張り出す。

2003年…だからもう16年前!?(ショック!!!!)
僕もバンコク経由でシェムリアップに行ったのでした。
学生を卒業したばかりの春。
当時、友人の多くが同時期にアジアを旅していて、
現地で彼らにも会いながら、10日間ほどの旅。
 


世界中の旅行者が集うバンコクはカオサン通りの安宿に泊まり、
陸路(バス)にてカンボジア国境の町ポイペト経由でシェムリアップ。
その風景は、たくさんのカルチャーショックもありながら、
クメールの人々の優しさと笑顔に癒された旅でした。

アンコール遺跡で覚えているのは、日暮れの美しさ、
そして、とても急な階段の数々。
人を拒むかのような斜度の石段に、これは神々が使うためのものなのかと
足をガクブル奮わせながら感じた記憶。
 
バイタク(バイクタクシー)を一台チャーターしたのですが、
ぼったくられるのも怖いし、英語もうまく使えずで、
ドライバーのお兄さんと喧嘩しながら(のち和解)巡った記憶。
(ごめんよお兄さん。。。)
   

 
そして、シェムリアップ旅行をより色濃いものにしたのが、
知る人ぞ知る観光地の一つ、アキ・ラ地雷博物館。
元クメール人兵士のアキ・ラさんがコツコツと撤去してきた地雷の数々が
戦争の悲惨さを伝えるために展示されています。
 
一方、そこで孤児も養っていて、
その孤児や近隣の子供たちに言語などを教える
いろんな国のボランティアツーリスト達が暮らしていました。
(博物館といっても小屋が数軒建っている質素なもの)
 
 
そこを観光中、僕は展示中の”まきびし”を誤って踏み抜いてしまいます。
(嘘のような本当の話)
太い鉄針がサンダルを貫通、ダラダラと流れる血。。。
その状況を見て、たくさんの子供たちが集まってきました。
中には、地雷によって片足のない松葉杖の少年もいました。
 
心配そうに僕の顔を覗き込むその片足の少年の表情を見て、
僕はなんとも言えない気持ちになり、、、
そのまま数日間、博物館に通ってボランティア?とも言えないような、
日本語を教えたり似顔絵を書いたり、
現地の子供達と過ごすことにしたのでした。
(もちろん病院も行きました。大事にならず本当に良かった…)
 

 
あれから、あら随分と時が流れてしまいましたが、
今でも僕にとって特別な町、シェムリアップ。
 
今では立派な青年になっているであろう彼らが
平和で過ごしていることを切に願います。 
 
 
    

Posted by 小林新 at 00:16


長野県立歴史館の土偶展へ。
いわゆる国宝土偶五体(KDG5)によるNAGANOサミット。

国宝スターたちは忙しい。
あちらこちらから引っ張りダコ。
今週末までの会期を終えて館を去ってしまうそう。

数千年の時を越えて目の前に立っている彼(彼女)らを見ていると、
時間時空を飛び越えた不思議な気持ちになります。
ビールと土偶は”生”が一番!どうぞお急ぎください。。。
 
 

  
”生”といえば、海鮮も忘れちゃいけない。
(結局、なんでも生がいい)
 
この夏は海に行かなかったので、
先日、海を感じに佐渡へどんぶらこ、出かけてきました。
 
秋の佐渡は初めてでしたが、牡蠣とブリとおけさ柿と新米と、
美味しいもので溢れていました。
特に、オレンジ色の星のように無数に実るおけさ柿畑はきれいだった。
(写真取り損ねました)
 

 
特別、何をするわけじゃなしに、
海風に吹かれて散歩をして、
佐渡の古墳や縄文に触れ(佐渡の歴史は縄文から!)、
ローカルスーパーで旬の魚介を買い、
町の揚げ物屋さんでアジフライとコロッケを買い込み、
料理を作ってお酒を飲んで、夜更けに天の川を見る。
 
そんな、なんでもないけど特別な時間を過ごせる島時間。
 


 
 
買ってきた佐渡の新米がすごく美味しい。
ジャーで炊いても美味しくて土鍋ならなおさら。
佐渡がいいなって思うのは、野のトキのために
島をあげて小さな生き物たちにも優しい米作りをしているところ。
 
でもトキがいない土地だって、
小さな生き物たちのことを考えた農業であるべきで、
そうした無数の生き物たちの微かな営みを含めて
生態系は成り立っているはず~。
 
帰りがけ、稲刈りを終えた田んぼで餌を啄むトキ三羽を発見!
初めて見る野性のトキ!嬉しかった!
    

Posted by 小林新 at 18:41
   
また強すぎな夏の陽気がもどってぎてしまいばした。
このあづさ一体いづまでつづぐんでしょう。
あまりのあづざに濁点多めとなっているごとをお許しくだざい。
 
 
   
さて少々送ればせながら、
先日の佐渡たびについて綴ります。
主に食べ歩きについて。
  
旅はローカルなものに惹かれます。食もしかり。
  

 

 
佐渡牛乳のお供には、やはり地元パン。
地元スーパーにたくさん並んでいるのが「ナカガワ製パン所」のパン。
先日、ラジモ!でもお話した「カステラサンド」、
「あんかつ」(あんぱんカツ)、「たこやきパン」(写真)など、
選べないほどユニークな形態&ネーミング多数でコーフン。
 


佐渡牛乳さんの会社では直営のソフトクリームも買える。
この甘さはシュガーみたいなものではなくて、乳の甘さだ!
という美味しさ。そして、暑さによる融解との戦い。。。
 

  
街から外れた路沿いに、こんな味わい深すぎな中華そば屋さんを見つけると
思わずブレーキを踏みたくなる。
こういうラーメンが近所にあったらなぁ・・・っていう味わい。
おばあちゃんの味わい。
味わいスプラッシュ。とてもおいしゅうございました。
  

好きだけど、日頃なかなか食べられない生ガキ。
  

  
ここぞとばかりに見かければ頂きました。
とるぅんとるぅん。
 
  
最後は、お弁当。
こちらも、商店街を車で走っていて、おお!とひとめぼれ。
フライや目玉焼きのビジュアルといい、
オードブルのフォントといい、
カップラーメンやお惣菜が並んだカウンターといい、
まさに、まちのお弁当屋さん。
こういう個人店も少なくなりました。
  

  
 
しょうが焼き弁当と、甘辛チキン弁当をオーダー。 
案の定、手作りおかずに溢れた太っ腹なお弁当でした。
ご馳走様でした。
 
    

Posted by 小林新 at 14:36
 
 
暑い、寝苦しい、ムシムシする。
 
そう、それは夏。
2017年も信州に夏がやってきたのであります。
    
 
  
ある日の収穫。これも夏色。
 
今年は色々ちょこまか作らずに、
3大夏野菜(トマトなすピーマン)に集中して
苗の数も増やしてみましたところ、
いよいよ夏野菜でいっぱいの食卓になってきました。
   
     

 
6月末のホリデーは、4年ぶりに沖縄に行って参りました。
乳飲み子との初旅行でしたので、
いつもの全開アウトドアな衝動を抑えつつ、
本島でのんびりとした時間を過ごしてきました。
 
  
6月は「沖縄慰霊の日」があるように、
沖縄戦の組織的な戦闘が終結した月。
様々な沖縄の問題が報道されている中で、 
改めて沖縄が経てきたことを学んでおきたい気持ちがあり、
「平和祈念公園」と「ひめゆりの塔」を
一日かけてじっくり見学してきました。
     

    
そこに身を置いて初めて感じること、感じられること、
たくさんありました。
    
  
旅の楽しみは「食」。
ここでしか味わえないものを、
この気温、この湿気、この時間の中で食べること。
 
      
沖縄といえば、揚げものパラダイス。
ファストフードに、天ぷら屋・弁当屋の多さ、
お惣菜コーナーの揚げ物充実度、、、
あの暑さと湿気は揚げ物で乗り切っているのか。
       

 
まちのてんぷら弁当店でテイクアウト。
げそ天、ささみしそチーズフライ、イモ天(なんてイモだっけか)、
そして、ぷしゅっと昼ビール。
  

 
タコライスもなんであんなに美味いのだろう。
好きで家でも時々作っていたが、なんかちょっと違う。
後引く旨さで、深夜にバクバクいってしまった。
キングタコスのタコライス。
    
美味しいソーキそばもちゃんぷるーも食べたけど、
今回はこんな趣向のローカルフードが印象に残ったなぁ。
   
 

 
   
あ、海でも泳ぎました。
読谷のビーチで、シュノーケル。
まだ旅行シーズン前で貸切状態!
ジモトのおじいおばあが、近所のスーパーで買ってきた弁当を
みんなで食べていて、とてものどかなビーチでした。
 
ラッシュガードと海パンの境目、腰まわりがぐるりと焼けて、
”脱いだら黒帯”の私です。ごーん。
これからは山の夏、楽しみます!
      
  

   
      

Posted by 小林新 at 20:00



好きです駅そば。
好きですけど、久々に食べた。
駅そばキャンペーンに乗っかって。

カウンターに流れるくるり岸田さんの
オリジナルソングにのっかって蕎麦をすすれば、
なんだか気分は、銭湯あがりのようないい心地。



そして今は江ノ電に乗っかり中。

ホームのトイレ行ってたら
ルルルルルルルルルと鳴るから
慌ててしまいこんで飛び乗る何気に今頃、初江ノ電。
こんな街中を縫うように走ってるのネ。

そして、海だ〜〜〜〜!と
ひとり静かにものすごくテンションあがってる
わたし、信州人。



鎌倉着いたら手を洗おう。


  

Posted by 小林新 at 14:21




今年さいごの夏休み気分で、
上越へドライブ。

解体されゆく海の家を横目に
たっぷりと夏の終わりの海風に吹かれ
ほどよく手足がベタベタになり、
サンダルと素足が砂でじゃりじゃりに
こすれてきたあたりで
山暮らしの民の海欲は満たされてきた。



寿司を食べ、海水浴場にいる頃は
観光客キブンでなんとなく落ちつかなかったが、
ローカルアイスをかじり、
地元B-BOY達とソフルフードをすする頃には
ようやくまちの一員?として
ローカルな時の流れの中に
身を置かせてもらえている気がした。



和風だしに中華そばがインした、
つかださんの「かけ中か」。
最高でございました。
間違いなく、また寄りたくなるお味。
 
庶民めしなくして旅はなし。
ご馳走さまでした。



  

Posted by 小林新 at 23:16
 
いよいよ信州も”冬入り”ですね。
 
数日ぶりに姿を見せた北アルプスは、
もうしっかり雪化粧されていました。

こう寒さが身に沁みる季節になると、
恋しくなるのが、温泉。
いや、1年中好きなのですが。 

以前友人に薦められて至極気になっていた温泉に
先日、ようやくいってきました。群馬県の四万温泉。

 


創業元禄7年。
日本最古の湯宿建築といわれるこちらのお宿にて、
湯治キブンを味わってきました。
千と千尋の・・・のモデルになったとかならないとか。
 
昭和5年建築という大正ロマネスク調の温泉も素晴らしく、
出たり入ったり、出たり入ったり、を5回も繰り返して、
鼻たらして帰ってきました。笑
    
私のプランの食事は、お客みんな一緒にホールにて。
お酒の持ち込みも自由で(◎)、
後ろにいた爺ちゃんグループなんかはもう常連らしく、
2Lのウーロン茶ペットとパック焼酎なんかをどっかり持ち込んで、
ジェネリック薬品や通販などについて大いに語っている。
そこらへんも空間的に、◎。 
朝食時の爺ちゃんグループはちょっと湿布臭かった。

   

    
温泉街には、昭和レトロなスマートボール遊技場も。
店主のおばちゃんとお茶すすりながら、
世間話して、出してくれたかりんとうポリポリしてっていう、
最高にチルなひととき。
       
”湯治”あるところに、”レトロ治”あり。
 
これぞ「ノスタル治ー」。なんつって。
お後がよろしいようで。。。 
    
     

Posted by 小林新 at 19:00
 
 


なつやすみ。
山から降りてきたら秋でした。

寂しい。


  
ご無沙汰しております。
戻ってきました、小林です。
  
なつやすみは、5日間ほどかけて
嫁様と北アルプスを大冒険してきました。
       
これまでの山行は一泊二日が最大であり、
ここまで長く山にいることは初めてで、そして。
アコガレだったのでした。
 
5日間お風呂に入れなかったけど、
それも本望なのでした。
(4日目ぐらいからお風呂入りたかったけど)
  


今回の山の旅で一番の凛々しさ!鷲羽岳。

新穂高温泉から歩いて、双六小屋へ。
二日目は、双六岳、三俣蓮華岳とピークを超えて三俣山荘。
荷物を置いて、鷲羽岳へ。
三日目、四日目は、北アルプス最奥ともいわれる雲ノ平へピストン。
再び双六小屋へ。
五日目に新穂高温泉へ下ってきました。

毎日平均6時間は歩きました。 
いろんな移動手段がある現代で、
「歩き」のみの移動が許される山歩きって、とても新鮮。 
 
行きたい場所がある。
⇒歩いて7時間か。
⇒じゃ、朝5時から歩くか。14時には着くな。
 
そういう思考回路は普段じゃあり得ないじゃないですか。
7時間なんて歩けるかよ!と。
しかし、そんな思考が毎日歩いて普通になっていく、
こういうのってとても楽しい。
 

 
夢にまで見た雲ノ平は、残念ながら雲ノ中。
このような極楽浄土への道中的景色。
 
伊織さんがGMR!を届けてくださっているとき、
私は、真っ白なガスの中、ずぶぬれねずみで、
ハイマツの中を、急なガレ場を歩いていました。

しかし、そんな折れそうになる心を常に癒してくれたのが、お花畑。
実は8月に山に登ることがあまりなかった僕は、
ここまで高山植物の花々に溢れた光景を見るのはお初。
なんてキレイなのでありましょう。
    


綿毛になったチングルマ。
道中至るところにあり、とても綺麗だった。
 
そして、癒しといえば、ビールも。
   

 
今回何杯頂いたことでしょう。
歩き遂げた喜びと達成感で、その味は毎日格別である。
生ビールが飲める小屋があるのも嬉しい。
    


四日目。二日続いた雨も、夕暮れにはようやくあがり、
美しき夕闇グラデーション。
最終日は☆もとても綺麗でした。
ミルキーウェイもはっきりと見えた。
   
  
  
雲ノ平の雨の夜。
小屋では、これまでの開拓と小屋作りの歴史についての
スライドショーがありました。
  
人の様子も、使っている道具も歴史を感じるその一方で、
山々の景色は今と全く変わっていなかった。
 
雨の中でも、朝もはよから先を急ぎ、
わっせわっせと歩く私達人間達と、
何十年もの間、何も変わらない山々。
その時間の流れのギャップがなんとも可笑しかった。 
       
しかし限られた時間しかない一匹の人間の私は、
もう一回ぐらいは訪れたいぞ、とも思ったのでした。
 
無事帰ってこられたことに感謝しつつ、
また、迎えてくださいネ。
     
    
      

Posted by 小林新 at 20:08





おはようございます。

火曜日より一週間ほど
夏休みをいただいております。

代わって放送を届けてくださる
スタッフ、出演者のみなさまに
心から感謝しつつ、
旅に出かけております。

昨日のお宿。
さてどこでしょう。
お隣の山頂より更新。



  

Posted by 小林新 at 07:51
プロフィール
小林新
< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
過去記事
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 22人
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8