なつやすみ。

なつやすみ。
山から降りてきたら秋でした。

寂しい。

なつやすみ。
  
ご無沙汰しております。
戻ってきました、小林です。
  
なつやすみは、5日間ほどかけて
嫁様と北アルプスを大冒険してきました。
       
これまでの山行は一泊二日が最大であり、
ここまで長く山にいることは初めてで、そして。
アコガレだったのでした。
 
5日間お風呂に入れなかったけど、
それも本望なのでした。
(4日目ぐらいからお風呂入りたかったけど)
  
なつやすみ。

今回の山の旅で一番の凛々しさ!鷲羽岳。

新穂高温泉から歩いて、双六小屋へ。
二日目は、双六岳、三俣蓮華岳とピークを超えて三俣山荘。
荷物を置いて、鷲羽岳へ。
三日目、四日目は、北アルプス最奥ともいわれる雲ノ平へピストン。
再び双六小屋へ。
五日目に新穂高温泉へ下ってきました。

毎日平均6時間は歩きました。 
いろんな移動手段がある現代で、
「歩き」のみの移動が許される山歩きって、とても新鮮。 
 
行きたい場所がある。
⇒歩いて7時間か。
⇒じゃ、朝5時から歩くか。14時には着くな。
 
そういう思考回路は普段じゃあり得ないじゃないですか。
7時間なんて歩けるかよ!と。
しかし、そんな思考が毎日歩いて普通になっていく、
こういうのってとても楽しい。
 
なつやすみ。
 
夢にまで見た雲ノ平は、残念ながら雲ノ中。
このような極楽浄土への道中的景色。
 
伊織さんがGMR!を届けてくださっているとき、
私は、真っ白なガスの中、ずぶぬれねずみで、
ハイマツの中を、急なガレ場を歩いていました。

しかし、そんな折れそうになる心を常に癒してくれたのが、お花畑。
実は8月に山に登ることがあまりなかった僕は、
ここまで高山植物の花々に溢れた光景を見るのはお初。
なんてキレイなのでありましょう。
    
なつやすみ。

綿毛になったチングルマ。
道中至るところにあり、とても綺麗だった。
 
そして、癒しといえば、ビールも。
   
なつやすみ。
 
今回何杯頂いたことでしょう。
歩き遂げた喜びと達成感で、その味は毎日格別である。
生ビールが飲める小屋があるのも嬉しい。
    
なつやすみ。

四日目。二日続いた雨も、夕暮れにはようやくあがり、
美しき夕闇グラデーション。
最終日は☆もとても綺麗でした。
ミルキーウェイもはっきりと見えた。
   
なつやすみ。  
  
雲ノ平の雨の夜。
小屋では、これまでの開拓と小屋作りの歴史についての
スライドショーがありました。
  
人の様子も、使っている道具も歴史を感じるその一方で、
山々の景色は今と全く変わっていなかった。
 
雨の中でも、朝もはよから先を急ぎ、
わっせわっせと歩く私達人間達と、
何十年もの間、何も変わらない山々。
その時間の流れのギャップがなんとも可笑しかった。 
       
しかし限られた時間しかない一匹の人間の私は、
もう一回ぐらいは訪れたいぞ、とも思ったのでした。
 
無事帰ってこられたことに感謝しつつ、
また、迎えてくださいネ。
     
    
    


同じカテゴリー(自然と遊ぶ。)の記事画像
八方池へGOOUT!NAGANO
夏回顧。
春のソトアソビ。
ふきぼこぼこぼこ。
冬の山。
CAMP IN。
同じカテゴリー(自然と遊ぶ。)の記事
 八方池へGOOUT!NAGANO (2023-08-01 16:30)
 夏回顧。 (2021-09-30 18:31)
 春のソトアソビ。 (2021-04-30 23:19)
 ふきぼこぼこぼこ。 (2021-03-21 23:10)
 冬の山。 (2021-02-28 00:13)
 CAMP IN。 (2020-08-29 23:25)

Posted by小林新 at 20:08
プロフィール
小林新
< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
過去記事
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 22人
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8