先日のこと。
お隣山梨は北杜市まで縄文ツアーへ。

縄文の旅は長野だけでも大変忙しいのだが、
特に八ヶ岳まわりは県境など(当然)関係なく一大縄文パラダイス。
日本遺産に指定されたのもあり、気になっていた。

写真は、金生遺跡。八ヶ岳の景色がこの上なく良い。
縄文遺跡で共通しているのは「ただただ気持ちいい」ということ。
景色がいい、見通しがいい、超開放的。
グラビアの撮影にもきっとぴったり。
史跡公園などになっているので一帯に近代的なものが何もない。
きっと昔も同じような景色だったのだろうか、と想像する。
温かくなったら縄文遺跡ピクニックすることに決めている。
 


北杜考古資料館。
ここにある「ちゅうた君」という土偶は、そのかわいげな名前に反して、
数ある土偶の中でも「異型」な雰囲気の持ち主。
なんともミステリアス、怖さすら感じる。。。
 
帰ってきて数日後、夢に出てきて、うなされた。w
でも当時から本当にそんなパワーの持ち主だったのかもしれない。
 
こちらは「ちゅうた君」ではない、かわいらしい皆さん。
    

 
北杜市で何度も見かけた丸石の道祖神。
山梨は球体の道祖神があると聞いてはいたが、
まさか、ここまで丸いとは。。。
インディージョーンズの映画だったら、
何かスイッチを踏むとごろごろ転がってくる罠のようだ。
 

 
金生遺跡には、大きな配石遺構(石を並べたもの)があるが、
石を崇める心みたいなものが、なんだかこの当時から現代まで
引き継がれているような気がしたのでした。が、果たして。
 
   

Posted by 小林新 at 23:53
サボリの秋・・・

随分とご無沙汰の更新になってしまいました。
30th開局記念日からもう半月も経っている・・・
朝晩もめっきり冷え込んできて、おおイヤだ。

  

縄文の秋・・・


 
私の近影。
 
北相木村へ縄文見物。
栃原岩陰遺跡というすんごい縄文遺跡へ。
なんとこの岩陰から、縄文人(北相木人と命名)のお骨が
たくさん出てきたのであります。これはとっても珍しいこと。
それも縄文時代早期、8000年~9000年前の人々です!
まさに縄文時代へと続くタイムトンネル、北相木!
さらにたくさんの遺物がすごい!あなたも是非・・・
  
 
 
食欲の秋・・・


  
この秋の褒美としてついに松茸を購入。
「香り」を頂くって、なんて粋な文化なのかしら。
ってちょっとオネエ言葉になっちゃうぐらい人を狂わすあの香り。
炊飯ジャーから立ち上る蒸気から、もうご馳走。
くんくんしすぎてメガネも真っ白。
たいへんおいしゅうございました。
 
  
 
スポーツの秋・・・
 

 
上田では近所の小学校で地区の運動会が開かれていた。
子供の頃から、学校の運動会より、
豚汁の炊き出しとかがあちらこちらで行われてて、
老若男女が入り乱れる地区の運動会に惹かれた。
今のところご縁なく、参加したことはないけれど。
ムカデ競争、楽しく観戦しました。
  
 
    
山遊びの秋・・・
   

    
いよいよこれから紅葉のハイシーズン。
私と秋山ハイキングに出かけませんか?
来月開催されるこのイベント、只今、参加者募集中です!
「白馬岩岳 遊びマウンテン! 親子でワクワク!アドベンチャーツアー!」 
https://www.fmnagano.co.jp/whatfmn/hakuba/
     

    
会場は、毎回、間違いなく楽しい「白馬岩岳」!
元気すぎるスタッフ×小林で一致団結して盛り上げまくる
爆笑必至・岩岳品質のアウトドアイベント!!
是非、一度や二度や三度は参加してほしい!
 
11/3(土)一緒に岩岳で遊びましょう~~
 
     

Posted by 小林新 at 10:42
 


  
御嶽海関、幕内優勝おめでとうございます!
優勝インタビューで「長野県」という言葉をたくさん聞けた嬉しさよ。
ありがとう、という気持ちでいっぱいです。
次は郷土が誇る天下無双、雷電為右衛門以来の大関へ!
ひとまず道の駅「雷電くるみの里」で抱かれてきました。
  
 
「えっへん長野県」といえば、こちらも。
  


行ってきました、話題の上野ZOOをスルーしつつ、
東京国立博物館の特別展「縄文ー一万年の美の鼓動」。
(パンダも気になったけど・・・)

国宝全6件の土器・土偶をはじめ(茅野組はこれから上京)、
全国各地のスター土器、スター土偶たちが一同に会する貴重な展覧会。
想像力を大いに刺激する、縄文の人の
繊細でかつ躍動感溢れた美意識、創造性、祈り。
とにかく楽しすぎて昼飯も食べず3時間ぶっ通し、だけどお腹いっぱい。
 
そして、誇らしくもあるのが、
茅野が誇る国宝「縄文のビーナス」「仮面の女神」だけでなく
長野県各地の博物館から自慢のオタカラの数々が出品されていること。
 
南箕輪の御子柴型石器はため息が出るほどビューティフルだし、
岡谷や辰野の土偶はほっこりするし、
井戸尻の土器はミステリアスだし、
御代田の焼町土器はさすがの存在感だし、
伊那で出土した土器は、かの岡本太郎も魅了したそう。
(岡本太郎の写真と共に展示された真ん中の土器)
 

  
周りの人に「これは長野県からいらっしゃったやつですよ」と
言いまくりたかった3時間。なんとか堪えて正解でした。笑
 
御嶽海と共に全国に誇りたい「えっへん長野県」なのです。
  
   
実家で見つけた2冊。
かつてから遺跡好きボーイだったのでした。
   

  
    

Posted by 小林新 at 22:39
  
最近はホント、アースカラーな写真ばかりですみません。
と先に謝っておいて、今回もその類の記事です。(ペロ)
   
  

  
  
縄文カルチャーにPOPに切り込む素敵なフリーペーパー
「縄文ZINE」の最新号が出たと聞いて、
あー、欲しいナァ。と毎日思っていたら、
そんな強すぎる思いを察したのか、
先日お世話になった「浅間縄文ミュージアム」から届いた(涙)
  
 

 
 
しかも、封筒には土器マスキングテープ!
(おそらく焼町土器の文様)
土器土器が止まらない。
浅間山方面に向かって敬礼!(感謝!)
 
  
もうすぐやってくる7月は、とにかく縄文がアツい。
  
東京国立博物館では特別展「縄文 1万年の美の鼓動」がスタート。
縄文王国ここ長野各地の博物館からも
二体の国宝土偶を含め、たくさんのお宝が江戸に入っています。
(国宝だけじゃない!ってところがポイントです)

ちなみに、浅間縄文ミュージアムからは、
前述の焼町土器と「アクビちゃん」(人面釣手土器)が
江戸入りしているそう。
アクビちゃんも、とてもかわいくてオススメです。
 
  
そして7月は縄文テーマの映画も公開。
  
 
  
 
   
映画「縄文にハマる人々
「縄文のビーナス」がメインキャラクターながら、
県内での公開がまだ決まっていないのですが・・・
発表を楽しみに待ちたいところです!
     
てなわけで、いろいろと縄文への窓が開かれる7月。
あなたも、、ど、どうですか?楽しいですよ、ジョーモン。
   
  

  
   
相変わらず信州縄文見物をしておりますが、
大きな遺跡は公園にもなっていて、ただ居るだけでも気持ちいい。
5000年以上も前から人が(ここを選んで)住んでいたのだから、
それは、間違いなく気持ちいいロケーションなのだ、きっと。
 
上は、塩尻市の平出遺跡。
下は、東御市の戌立石器時代住居跡。
なんと昭和8年に国の史跡に指定された長老的遺跡なのだス!
近々縄文ピクニックしようと思います。
         
  

  
    

Posted by 小林新 at 19:03


ラジモ!水曜日では月一程度、「掘り部」と題して
長野県にいっぱ~いある縄文遺跡の自慢のお宝をはじめ、
地面の下にある素晴らしき魅力を小粋に?Digっております。
  
先日のホリデーはそんな掘り部のソロ活動、掘りデー。
 
気になっていた御代田町の「浅間縄文ミュージアム」と
開催中の企画展『土の中から出てきたよ』に行って参りました。
なんてタイトルだ!見事に掘り部の心を射抜いてきます(矢尻)  
   

 
5000年ほど前の時代に、浅間山麓に生きていた人々、、、
信濃の民のご先祖ですよ、
彼らが創りあげた愛苦しすぎな土偶、
芸術爆発的造形の土器などが多数展示されいまして、
想像力を大いに刺激されます。
  
上の土偶、首もとにはネックレス!
デカ過ぎな土製ピアスやペンダントも見つかっており、
浅間の縄文ガールもとってもお洒落だったようです。
  

  
また、浅間山麓の縄文人は、ドーナツ型の突起などで飾られた
とびきり派手な土器を作っておりまして、
いくつも国の重要文化財に指定されています!(焼町土器)
ずっと見ているとオールドファッションに見えてきます。
新潟の国宝、火焔土器にも通じるダイナミックさ。感じる、つながり。
  
   
そして!この企画展の最大の主役が・・・この人です。
   

 
もももももももももも悶絶のかわいさ!
なんて幸せな表情・・・
土偶って、つり目や仮面、無表情なイメージでしたが、
こんなニッコリな表情の子もいるのですね。。。
  
栃木からやってきたこの子の名前は「ともぞう」。笑
そうです、あの「ちびまる子ちゃん」のお爺さんに表情が似ていることから
名付けられているとか。・・・ちなみに女の子です。笑
 
いやぁ、土偶は国宝だけじゃありゃぁせん!
長い眠りから目覚めたいろんな土地のカワイコちゃんに対面したいぞ、と
改めて思ったのでした。本物が持つ存在感、パワーってすごいです。
あなたも是非、対面してみてください。
 
   
 
ところで、ミュージアム見学のあと、ままままさかの展開が!
それは、またラジモ掘り部でご報告いたします。
まさに「掘り部」な展開!感動!
       

  
以上、暑苦しめな掘りデーレポートでした。
 
記念品の「焼町土器しおり」がまた嬉し。
『土の中から出てきたよ』は8月末までやってますよ。
    
   

Posted by 小林新 at 23:28
 
    

 
 
炊き込みの秋、であり、縄文の秋。
信州には縄文時代の遺跡がいっぱい。
つまり、土偶がいっぱい夢いっぱい。
  
土偶といえば、国宝の二体が有名ですが、
それ以外にも、各地の博物館や美術館に行けば、
数千年前の縄文の暮らしの片鱗に触れることができるのですよね。
なんとロマンに溢れた場所なんでしょう。ドキドキ(土器土器)。
 
先日は、最近決まった愛称があまりにも長すぎて気になっていた
辰野美術館の仮面土偶に会ってきました。
 
  

 
 
やっぱり実物(本物)の迫力はすごい。
これが4千年前にあったんだもの。
当時の暮らしの中でおそらく大切な役割があったんだもの。
土偶だもの。
みつを風になっちゃったんだもの。
         
国宝「仮面の女神」にも似ている点も面白い。
その昔、この仮面にはどんな意味があったんでしょう。
片手を欠いた状態で出土したそうで。
土偶の多くは一部や全部が壊されて出土していて、
その理由も、想像をかきたてます。
 
  
そして、この人の最近決まった新たな愛称が
 
『日本のへそ土偶 縄文の母 ほっこり』。
  
  
長い・・・笑
  
もれなく町のアピールも背負って
新しいスタートを切った、ふるさと思いの土偶さま。
是非、会いにいってみてください。
縄文人にもなれます。
  
 

   
        
そして明日10月9日は、「体育の日」であり、
また、「土偶の日」でもあり。笑
 
またひとつ。会いたかった土偶に会ってきました。
  
    

     
  
なんとも言えないこの表情・・・ハートにグサ!(矢尻)
このご報告を明日の「ラジモ!」で致しますので、お楽しみに。
   
  
    

Posted by 小林新 at 18:42
 

  
先日、茅野市尖石縄文考古館でお会いしてきた、
二体の国宝土偶、「仮面の女神」と「縄文のビーナス」(本物)。
    
およそ4000年~5000年前、
私達が生きるこの地の縄文人の手によって作られた、
無垢の造形美は、うっとりするものがありました。
    
そして、国宝指定の背景にある物語。
縄文当時の八ヶ岳山麓の物語。
出土した状況、謎めいた事実から推測(想像)される物語。
いろんな物語が頭に浮かび、交錯し、
その度にゾワゾワきてる自分がおりました。
    

    
B-MAP NAGANO のブログに、
簡単ですが、こちらにレポートアップしています。
あなたも9月中に是非。
10月には東京さ、いってしまいますので!!
   
    

Posted by 小林新 at 19:34
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