ペペロン父。

小林新

2023年12月12日 23:22

 
父から突然LINEが入った。

「こないだペペロンチーノを作ったけど
 味のないパスタになったんだけど、何をどうしたらいいのかな?」

あんまり料理をするイメージがない父のペペロンスキルもわからないし、
目指している領域もわからないので、
手っ取り早くベーコンとかツナとか動物性の旨味で
味をまとめる提案をしてみたらば、

「シンプルを追求するペペロンチーノに
 ベーコン・シーチキンなどと混ぜるのはよくない。
 やはり乳化が云々…」

と語ってきた。
そこまで知ってるなら聞いてくるなよ。笑

SNSに漏らしたら方々からアドバイスの数々。
父の悩みにお付き合いいただき、ありがとうございます。。
聞き入れてくれるかわかりませんが(自分から聞いてきたくせに)
伝えるだけ伝えておきますね。


  
そんなペペロンチーノの味を高校生の私に教えてくれたのは、
何を隠そう、松本パルコ。

かつてあったチャオ(多分)というパスタ店での衝撃的なデビューの後、
高校の図書館の「レタスクラブ」の中にレシピを見つけ
受験勉強に勤しむ同級生の横で夢中でノートに書き写して以来、
長くペペロンチーノ道を邁進して参りました。
確かにシンプル故になかなかに難しいーですよねー。
今回頂いたアドバイスも参考に、また作ってみたくなりました。


 
少し前になっちゃいましたが、
そんな松本パルコ×ペペロンチーノの青春メモリーを
この夏、月刊[長野こまち]さん(7/25発行)に綴らせて頂いていました。

松本パルコと共に青春を歩んだ長野出身の様々なアーティスト、
著名人が参加した「あの頃の僕らと松本パルコ」という企画に
凝縮ながらお声がけ頂いたのです。

 

まだバックナンバーとかあるのかな???

こんなふうに素敵に書き残すことができて嬉しいです、
思い出も乳化していきますので。。
   
   
   

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