高知レポート②
秋は雨が降るととたんに寒い。
ううう。。。
さて、今日は高知レポート②
【ホエールウォッチング編】を綴ろうかと思います。
(写真は、高知のお婆さんであって、鯨ではありません。)
「高知の海では、鯨が見られる」
と、ガイドブックで知った小林君。
1回4時間~5時間。5000円~6000円が相場とな。
ボリュームも、費用も、まあ、まあ、いい感じじゃないか!
こりゃぁ、やるしかない。
鯨見たいし!海好きだし!
てか、長野県民、海、全身で感じたいし!
調べてみたら、有名な「桂浜」からもツアーが出ているという。
ってなことで、早速、早起きして港へ直行。
受付カウンターで売られていた「酔い止め薬」は、
過去に船酔いした経験がないことから、すぐにスルー。
(今思い返してみると、漁船クラスの船になんて乗ったことなかった。笑)
朝8時。いよいよ出航。
風はいくらかあるものの、素晴らしい秋晴れ。
桂浜を海から優雅に眺める小林の顔に、太平洋の潮風が吹き付ける。
これですよ、これですよ。
こーゆーのに飢えていたんですよ!
いいじゃないですか!いいじゃないですか! (↑↑)
出航から30分。。。
(お、お、お、、、けっこういくねー。けっこう、沖にいくんだねー。)
波のアップダウンがけっこうきつい。
ざっぱん。ざっぱん。ざっぱん。
ざっぱん。脱藩。ざっぱん。
ふわり、ふわり、ふわふわりの無限ループ。
エヴリタイム、チンサム状態。 ・・・まだ?
出航から60分。。。
(ももももういいんじゃないかな。もう出てきてもいいんじゃないかな鯨氏)
寝たい。。。いや、正しくは、眠ってしまいたい。
必死で精神統一しながら目をつぶるも、眠れない。
胃がミリ単位で昇ってくるこの感覚は、なんなのだろうか。。。
ざっぱーん。ざっぱーん。ざっぱーん。
ざっぱーん。JAPAーN。ざっぱーん。
90分ほどたった頃でしょうか。
突然、ガイドさんの興奮ハイテンションアナウンスが甲板に響く!!
「皆さんお疲れさまでした!!!!!!
ただいま、黒潮が流れる漁場ポイント“黒潮牧場”に到着しました!!!!!
ここに集まる鰹などを求めて鯨が集まってくるんです!!!!
って、あ、いたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
皆さん、鯨を確認しました!!確実に本日、鯨をご覧頂けます!!
船の先へ上がってくださいーーー!!!」
「おっしゃ!」っていきたいのに、いけない。
この揺れの中、舳先へ上がるのんか。。。
鯨目指して高速で移動する船。
ヨロヨロと力を振り絞って移動する小林君。
いた!いた!鯨いた!
ででででかい。でででかい! でかい、、、けど、、、(冷や汗)
「今、2時ーーーー!!!!! 1時の方向ーーーーーーー!!!!
あ、11時に移ったかな!! まだ潜ってなーーーーーーーーーい!」
胃に響くマイク・アナウンス。
船首に対する鯨の方角を指示してくれるガイドさん。
毎日、鯨見てるはずなのに、
なんでこんな新鮮な超興奮ガイディングができるのかモヤモヤしつつも、
必死で鯨を目で追いかける。
「あ!!!今、潜ったようでーーーーーーーす!
7~8分で海上にまた上がってきますので、お待ちくださーーい!!!」
(?! ななななななながい。。。7~8分。)
そして、波にゆんらりと、たゆたい始めた船。。。
そう。ここからが、泣く子も黙る船酔い大フィーバータイム=通称【停泊】
ここで、小林君、完全ロックオン。
♪ ♪ ♪ (リスト「愛の夢 第3番」)
涙で前が見えない。笑
気づいたら呟いていました。。。「帰りたい。」 ←笑
それでも必死に撮影したのです。
渾身のショット、ご覧下さい。 「ニタリクジラ」さんです。
どうやら、この日は、波が高めのコンディションだったようです。。。
いやはや。「ホエールウォッチング」ならぬ、
「オエーーーールウォッチング」でした。笑
ちーーーん。
関連記事