大貫妙子さん。

小林新

2011年08月25日 00:59

  
  

  
   
あがたの森講堂へ大貫妙子さんの「TABERU LIVE」にいってきました。
   
  
  
ものがたりを、語るように歌う、大貫さんの歌声は
  
上質なシルクを手に取るような やわらかさ と
 
それでいて、心にズッシリのっかってくる 重力 を感じた。
 
 
涙がじわりと浮かんできた。
まわりのお客さんも、涙をぬぐっていた。
 
深く、深く、しみ込んでくる、日本語の美しさ、なつかしさ。
   
   
   
アンコールでは、NHK「みんなのうた」でお馴染みの名曲
「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」を歌ってくださった。
   
大貫さんの声を生まれて初めて聴いたのは、
間違いなく、この曲でしょう。
  
当時、ミイラかなにかが生き返るシーンが怖くて怖くて、、、
でも、怖いもの見たさで、結局、毎回見ていた。(で怖くなる。笑)
 
もう25年も前の話ですか。。。
   
まさに、「タイムトラベルはステキッ♪」状態でした。
 
 
 
今回の企画は、松本市のギャラリー「ラボラトリオ」で開かれている
器の展覧会「TABERU展」の一環として開催されました。
http://taberutaberu.com/
 
最後に、フライヤーにあった、大貫さんによる言葉を。
   
  
深呼吸できる空気や
水と火と食料、家族と人の絆があれば
ほとんどのものは必要ないと
あらためて気づいた人も多いでしょう
 
これからは・・・
手始めに ご飯を土鍋で炊いてみる
というようなことから
始めてみてはどうでしょう
  
そういうことの出来る人が
これからは役立つ時代がやってきます
  
大貫妙子
   
  
  

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