放送後記。

小林新

2012年03月15日 20:19

 
  
栄村からお送りした今週の「エコーズ」。
あらためて、放送後記です。
  
   
 
 
 
栄村のあさ。
宿の外から見える雪と木だけの景色、じーんとした。
 
  
今回、栄村に前のりした僕は、
村の温泉宿泊施設「トマトの国」に宿泊。
  
掃除時間以外、24時間入り放題温泉に、
自然の恵みにあふれたお食事。
  
素朴だけど、あたたかいおもてなし、いただきました。
    
   
 
 
  
こちらは、番組でもお話したお昼ご飯におススメ
中華料理「楼蘭」さんの、850円ランチ。
写真には入りきらないほどの小鉢が、
ご飯のまわりに並びます。お腹いっぱい。
    
   

 
      
今回の放送を通して改めて感じたのは、
息の長い支援は、「ファンになる」ことが一番!ということ。
  
そこにいる人、そこにある自然。
おいしいご飯も然り。
  
関わったものが多ければ多いほど、愛着を持ち、
応援する想いは強くなっていくと思います。
 
        
地震から1年。なにができるのか?
ひとり、もやもやしていたら、
行けるのであれば、まずは、とりあえず、いってみる。身を置いてみる。
というのが、いいと思います。
きっと、新しい感情がわいてくると思います。
大事なのは「体験」なのかなと思います。
  
   
  
一方で、現実の厳しさも感じる放送となりました。
    
地震で家をなくした方々は、これからの暮らしのため、
早急に家を建てることを迫られるという現実が、
地震直後よりむしろ今、大きくのしかかっていました。
 
仮説に暮らす子供たちが、互いの自宅について、
壊す/壊さないと、話をしていました。
  
 
応援だけでは、なんの解決もできないことの存在に、
自分が出きることの小ささを痛感するわけですが。
 
それでも、自分のできること、でき得ることはなんだろうか?
考え、行動していくことしかできないとしたら、
  
それを迷いなくしていかないといけないと、感じています。
    
   
まもなく春を迎える栄村に、
また行きたいと思います。
  
  
栄村の皆さん、集会所を貸して頂き、
また暖かく迎えて頂き、本当にありがとうございました。 
     
是非、あなたも、ディープなむらたびを!
     
      

関連記事