渋響。

小林新

2010年03月31日 01:21

   
    
  

      
    
番組でも特集していた温泉フェス「渋響」にいってきた。
     
”21世紀の温泉の楽しみ方”を謳った山ノ内町「渋温泉」でのイベント。
主催は、東京の音楽レーベル「涼音堂」。
渋温泉街に残る文化財レベルの旅館建築を使って、
温泉にライブにアートに、そば打ちにトークショーに紙芝居に・・・
いろいろ楽しめちゃうユニークな温泉イベントです。
      
おもしろかったなぁ。    
   
    
中でも印象に残ったのは、
会場の老舗旅館「金具屋」の大広間を使った『そば打ちライブ』。
     
地元のおばちゃんの丁寧なレクチャーの下、お客さんが蕎麦打ち。
目の前では、Macを広げたsnow effectの3人(浴衣 笑)が、
ピピココピコピコ・・・♪とライブ。その不思議な光景といったら。笑
     
「金具屋ホテル」と書かれた赤提灯。
”ザ・宴会会場的”な旅館の大広間。
本来なら“演歌”が流れているであろう、その景色に響くのはエレクトロミュージック。
テキパキ動くおばちゃん。出来上がる蕎麦。湯であげる若旦那。
目の前の光景がとってもシュールに映って、クククと笑いがこみ上げてくる。
なんだこりゃ。笑
     
   
在るものに対して、見せ方・見せる角度を意図的に変えてあげることで、
そのものはまた新たな輝きを放つ。
     
そんな素敵な可能性を再確認させてくれた、ナイスイベントでした。   
ありがとうございました。
    
温泉も最高じゃった~♪
                 


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